ブログやサイトの見た目やレイアウトの調整に便利な 『Shortcodes Ultimate』


Shortcodes Ultimate
4月中旬から、ほぼ毎日、WordPress と向き合っています。

WordPress をあまりご存知ない方向けに説明すると、ブログや、WEBサイトを作成したり、そのコンテンツを管理するのに便利なシステムです。
簡単に美しいサイト、ブログ、アプリを作成するのに使えるオープンソースソフトウェア。
確かに便利なんですが、機能が幅広くあって、それを覚えるのもなかなか大変だし、メニューを移動したり、記事を更新するときに、サクサク動いてくれないとか、いくつか不満はあるものの、代替のシステムが見つからない限り、今後も使い続けると思います。

WordPress は、HTML や CSS などの知識がなくても、「プラグイン」と呼ばれる、ツールをどんどん追加していくと、本当に色々な機能を強化できるんですよ。

それらのプラグインの中で、見た目や、レイアウトの調整に有用な「Shortcodes Ultimate」というプラグインを見つけたので、その機能と、使い方について、説明します。

実は、自社サイトをいま更新していて、このブラグインを使っているんです。

Google で検索すると、もう十分かな、というぐらい、ブログの記事が見つかるんですが、私なりに、分かりやすく理解できるようにまとめてみますね。

「Shortcodes Ultimate」とは

WEBサイトを制作するとき、内部の構造は、HTML、見た目は、CSS で記述するのが基本です。

CSS は、言語の中では、簡単な部類の1つですが、それでも、WEBサイトの制作を専門にしていない人からすれば、使いこなすのが、大変だし、時間がかかる、というのが、個人的な見解です。

「Shortcodes Ultimate」というプラグインを使えば、CSS の知識があまりなくても、結構高度なデザインができるようになります。

ページのレイアウトをするのが、すんごく、楽チンになるんですよ。

「Shortcodes Ultimate」のインストール

WordPress にアクセスして、プラグインを追加します。

Shortcodes Ultimate1
↑ プラグインの新規追加

Shortcodes Ultimate2
↑ 「Shortcodes Ultimate」の検索

Shortcodes Ultimate3
↑ インストールを実行

Shortcodes Ultimate4
↑ 「Shortcodes Ultimate」の有効化

Shortcodes Ultimate5
↑ プラグインの一覧で、「Shortcodes Ultimate」が有効化されているのを確認

「Shortcodes Ultimate」の機能

プラグインの一覧で、「Shortcodes Ultimate」の「例」というメニューに開くと、何ができるかが、動きも含めて分かります。

そのメニューからコードも取得できますよ。

1つ1つ、みていきましょう。

アコーディオン、スポイラ、異なるスタイル、アンカー

ShortcodesUltimate-sample1
↑ クリックすることで、開いたり、閉じたりするメニューなどを作れる機能です。

タブ、垂直タブ、タブアンカー

ShortcodesUltimate-sample2
↑ タブで切り替えできるパーツが作れます。

カラムレイアウト

ShortcodesUltimate-sample3
↑ ページのレイアウト調整に、バッチリ使えます。

メディア要素、YouTube、Vimeo、ScreenR、自己ホスト型動画、オーディオプレーヤー

ShortcodesUltimate-sample4
↑ Youtube などの動画の貼り付けに便利ですね。

アンリミテッドボタン

ShortcodesUltimate-sample5
↑ ボタンて、普通に作ろうと思うと結構手間かかるんですよ。見た目もイケてます。

アニメーション

ShortcodesUltimate-sample6
↑ 動きのある、レイアウト・パーツを作れますね。

「Shortcodes Ultimate」の使い方

大きく2つやり方があります。

ショートコードを挿入

投稿ページまたは、固定ページの新規作成画面より、「ショートコードの挿入」メニューから追加します。

ショートコード挿入1
↑ 「ショートコードを挿入」ボタンをクリック

ショートコード挿入2
↑ メニューから挿入したいものを選択

ShorcodesUltimate-タブ1
↑ 「ショートコードを挿入」ボタンをクリック

ShorcodesUltimate-タブ2
↑ 該当箇所を編集すれば、出来上がりです。

ショートコードの例より「コードを取得」

ショートコードの例のメニューから、「コードを取得」して、投稿ページまたは、固定ページの新規作成画面で、コードを利用します。

ShortcodesUltimate-コード挿入1
↑ ショートコードの例のメニューを開きます。

ShortcodesUltimate-コード挿入2
↑ 例のメニューで、一通り、動きを確認できますよ。

ShortcodesUltimate-コード挿入3
↑ 好みのコードを取得します。

ShortcodesUltimate-コード挿入4
↑ コードをすべてコピーして、同じく、投稿ページまたは、固定ページの新規作成画面で、コードを貼り付けします。

編集したいコンテンツの箇所を編集して、完了です。

ショートコードの例

アコーディオン

Spoiler title
Spoiler content
Spoiler title
Spoiler content
Spoiler title
Spoiler content

タブ切り替えパーツ

Title 1Title 2Title 3
コンテンツ 1
コンテンツ 2
コンテンツ 3

1/3 + 1/3 + 1/3 カラム

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ボタン

Click me Click me Click me Click me Click me Click me

まとめ

どうです、簡単そうでしょ。

他にも、似たような機能を持った、『WP Canvas – Shortcodes』というプラグインもあるんですが、私が確認する限り、ウィジェットに貼り付けて、使えないんですよね。
WordPress テーマに様々な有用なショートコードを追加するプラグイン
『Shortcodes Ultimate』はウィジェットでも使えるので、重宝しています。

ただいま、自社サイトのリニューアル真っ最中なので、このプラグインを多用するつもりです。

WordPress を使っていましたら、参考にしてくださいね!
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ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。 詳しくはこちら → プロフィール