ThinkPadのドライバーを導入する手順に関して、以前に、「System Update」というツールを使用する方法を説明しましたが、今回は、レノボのWEBサイトからダウンロードして実行する直前までの流れにふれていきますね。 かなりニッチな内容ですが、ThinkPadの法人ユーザーは多くいますし、マニアなユーザーもいるので、役に立つ部分もあると思ってますよ!
過去の経験ふまえて、意外にコツのようなものもあるので、少しでも効率化してもらえるといいですね。
ドライバーのダウンロード手順
まずは、レノボのWEBサイトにアクセスしましょう。 ↑ご相談&サポートのリンクをクリックします。↑赤枠の箇所をクリックします。
↑ドライバーをダウンロードする手順は大きく3つあります。
- ご利用の製品を自動的に検出する
- 製品を検索する
- 製品を一覧から検索する
自動的に検出する方法
最初だけインストールが必要なプログラムがありますよ。↑「ご利用の製品を自動的に検出する」をクリックします。
↑初めてのアクションだと、ツールのインストールを促されます。
↑「同意します」をクリック
↑Chromeの場合:保存
↑「LSBsetup.exe」の実行
↑インストールを実行
↑インストールが終わると、検出されたThinkPadのドライバーのダウンロードサイトが登場!
製品を検索する方法
システム管理者などで、色々なThinkPadのドライバーを入れる場合は、検索が一番便利ですね。↑「X250」という機種名を入れます。
↑すると、入力している最中に、検索候補が表示されるのでクリックします。
↑あらためて、ドライバーのダウンロードサイトが表示されました。
↑RSSのリンクもあるので、このダウンロードサイトに更新があれば、RSSリーダーで更新情報をチェックすることもできます。
あまりそこまでやる方、いないですけどね。
↑RSSのリンクを表示したところ
製品を一覧から選択する方法
クリックや選択がいくつか発生するので、少し時間がかかる方法です。↑ノートPCのThinkPadを探していくので、「ノートブック」をクリックします。
↑シリーズを選択します。
↑「ThinkPad X250」ならば、「ThinkPad Xシリーズ」を選択
↑サブシリーズ/モデルを選択
↑再度、ダウンロードサイトにアクセスできますね。
ドライバーのダウンロード操作
各ダウンロードサイト共通の操作です。↑「+」(プラス)アイコンをクリックすると、チェックアイコンに変わります。
↑右上の「マイダウンロードリスト」をクリックすると、ダウンロード・ファイルが表示されるので、必要な項目にチェックを入れて、「ファイル名」ボタンをクリックします。
↑フォルダの保存先を設定
↑ダウンロードが始まります。
↑ダウンロードが完了したら、ダウンロード先のフォルダにアクセスします。
ちゃんと分かりやすいようにドライバーの名前がフォルダ名になってるんですね。
あとで名前を付ける手間が省けて、かなり効率化できます。
↑なお、個別にダウンロードするには、該当するリンクを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」を使います。
ドライバーのインストール
これからダウンロードしたインストール・ファイルの実行です。↑ダウンロードしたインストール・ファイルを実行すれば、インストール・ウィザードが開始され、インストール作業できます。
各ドライバーのインストール手順はどのように確認するか?
ドライバーには、色々な種類があり、様々なメーカーが入り乱れています。そのため、各ドライバーのリリースレターというものに、インストール手順と、サイレント・インストールといって、インストール・ウィザードを使わないでインストールする手順が書かれています。
残念ながら、ほとんど英語なので、苦手な方は怯むかもしれませんが、中学英語レベルだと思いますので、なんとかなるでしょう!
では、リリースレターにアクセスする手順を追っていきます。
↑無線LANのドライバーを例にしますが、赤枠のリンクをクリックします。
↑リリースレターと書かれたのが、それです。
ダウンロードアイコンをクリックすると、ブラウザ上で、リリースレターが開きます。
↑この無線LANの場合だと、「INSTALLATION INSTRUCTION」の箇所に記述されています。
ドライバーのダウンロードリストの表示を変える
カテゴリ、OS、重要度の種類で、ダウンロードリストの表示を変えて、フィルターできます。すべて表示されているとわかりづらいですからね。
↑カテゴリの切り替え
↑OSをの切り替え
↑重要度の切り替え
まとめ
たかがダウンロードとはいえ、知らないと作業スピードにだいぶ差がつきます。法人でマスターイメージを作るときには、OSを一からクリーンインストールしますよね。
すると、ドライバーを抜け目なくダウンロードして、インストールしないといけません。
こうした一連の作業について、レノボにいたとき、何度か同じような質問をもらっていましたので、この記事を作成してみようと思った次第です。
毎度のことながら、画面ショットを多く貼り付けたので、作業前後にチェックしてもらえばと思いますよ!
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小松 英二
代表取締役 : 株式会社ワークスピーディー
ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。
詳しくはこちら → プロフィール
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