ThinkPadのドライバー導入(レノボのWEBサイト編)


レノボ・サイト
ThinkPadのドライバーを導入する手順に関して、以前に、「System Update」というツールを使用する方法を説明しましたが、今回は、レノボのWEBサイトからダウンロードして実行する直前までの流れにふれていきますね。
いまさら?といわず、ThinkPadのドライバー更新に役立つ「System Update」のガイドをどうぞご覧あれ~!
かなりニッチな内容ですが、ThinkPadの法人ユーザーは多くいますし、マニアなユーザーもいるので、役に立つ部分もあると思ってますよ!

過去の経験ふまえて、意外にコツのようなものもあるので、少しでも効率化してもらえるといいですね。

ドライバーのダウンロード手順

まずは、レノボのWEBサイトにアクセスしましょう。
ThinkPad・ドライバー・WEB1
↑ご相談&サポートのリンクをクリックします。

ThinkPad・ドライバー・WEB2
↑赤枠の箇所をクリックします。

ThinkPad・ドライバー・WEB3
ThinkPad・ドライバー・WEB4
↑ドライバーをダウンロードする手順は大きく3つあります。
  1. ご利用の製品を自動的に検出する
  2. 製品を検索する
  3. 製品を一覧から検索する
1つずつ手順を見ていきますね。

自動的に検出する方法

最初だけインストールが必要なプログラムがありますよ。

ThinkPad・ドライバー・自動検出1
↑「ご利用の製品を自動的に検出する」をクリックします。

ThinkPad・ドライバー・自動検出2
↑初めてのアクションだと、ツールのインストールを促されます。

ThinkPad・ドライバー・自動検出3
↑「同意します」をクリック

ThinkPad・ドライバー・自動検出4
ThinkPad・ドライバー・自動検出5
↑Chromeの場合:保存

ThinkPad・ドライバー・自動検出6
↑「LSBsetup.exe」の実行

ThinkPad・ドライバー・自動検出7
ThinkPad・ドライバー・自動検出8
↑インストールを実行

ThinkPad・ドライバー・自動検出9
↑インストールが終わると、検出されたThinkPadのドライバーのダウンロードサイトが登場!

製品を検索する方法

システム管理者などで、色々なThinkPadのドライバーを入れる場合は、検索が一番便利ですね。

ThinkPad・ドライバー・製品検索1
↑「X250」という機種名を入れます。

ThinkPad・ドライバー・製品検索2
↑すると、入力している最中に、検索候補が表示されるのでクリックします。

ThinkPad・ドライバー・製品検索3
↑あらためて、ドライバーのダウンロードサイトが表示されました。

ThinkPad・ドライバー・製品検索4
↑RSSのリンクもあるので、このダウンロードサイトに更新があれば、RSSリーダーで更新情報をチェックすることもできます。

あまりそこまでやる方、いないですけどね。

ThinkPad・ドライバー・RSS
↑RSSのリンクを表示したところ

製品を一覧から選択する方法

クリックや選択がいくつか発生するので、少し時間がかかる方法です。

ThinkPad・ドライバー・製品一覧1
↑ノートPCのThinkPadを探していくので、「ノートブック」をクリックします。

ThinkPad・ドライバー・製品一覧2
↑シリーズを選択します。

ThinkPad・ドライバー・製品一覧3
↑「ThinkPad X250」ならば、「ThinkPad Xシリーズ」を選択

ThinkPad・ドライバー・製品一覧4
↑サブシリーズ/モデルを選択

ThinkPad・ドライバー・製品一覧5
↑再度、ダウンロードサイトにアクセスできますね。

ドライバーのダウンロード操作

各ダウンロードサイト共通の操作です。

ThinkPad・ドライバー・ダウンロード操作1
↑「+」(プラス)アイコンをクリックすると、チェックアイコンに変わります。

ThinkPad・ドライバー・ダウンロード操作2
↑右上の「マイダウンロードリスト」をクリックすると、ダウンロード・ファイルが表示されるので、必要な項目にチェックを入れて、「ファイル名」ボタンをクリックします。

ThinkPad・ドライバー・ダウンロード操作3
ThinkPad・ドライバー・ダウンロード操作4
↑フォルダの保存先を設定

ThinkPad・ドライバー・ダウンロード操作5
↑ダウンロードが始まります。

ThinkPad・ドライバー・ダウンロード操作6
↑ダウンロードが完了したら、ダウンロード先のフォルダにアクセスします。

ちゃんと分かりやすいようにドライバーの名前がフォルダ名になってるんですね。

あとで名前を付ける手間が省けて、かなり効率化できます。

ThinkPad・ドライバー・ダウンロード操作7
↑なお、個別にダウンロードするには、該当するリンクを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」を使います。

ドライバーのインストール

これからダウンロードしたインストール・ファイルの実行です。

ThinkPad・ドライバー・インストール
↑ダウンロードしたインストール・ファイルを実行すれば、インストール・ウィザードが開始され、インストール作業できます。

各ドライバーのインストール手順はどのように確認するか?

ドライバーには、色々な種類があり、様々なメーカーが入り乱れています。

そのため、各ドライバーのリリースレターというものに、インストール手順と、サイレント・インストールといって、インストール・ウィザードを使わないでインストールする手順が書かれています。

残念ながら、ほとんど英語なので、苦手な方は怯むかもしれませんが、中学英語レベルだと思いますので、なんとかなるでしょう!

では、リリースレターにアクセスする手順を追っていきます。

ThinkPad・ドライバー・リリースレター1
↑無線LANのドライバーを例にしますが、赤枠のリンクをクリックします。

ThinkPad・ドライバー・リリースレター2
↑リリースレターと書かれたのが、それです。

ダウンロードアイコンをクリックすると、ブラウザ上で、リリースレターが開きます。

ThinkPad・ドライバー・リリースレター3
ThinkPad・ドライバー・リリースレター4
ThinkPad・ドライバー・リリースレター5
↑この無線LANの場合だと、「INSTALLATION INSTRUCTION」の箇所に記述されています。

ドライバーのダウンロードリストの表示を変える

カテゴリ、OS、重要度の種類で、ダウンロードリストの表示を変えて、フィルターできます。

すべて表示されているとわかりづらいですからね。

ThinkPad・ドライバー・リスト表示替え1
↑カテゴリの切り替え

ThinkPad・ドライバー・リスト表示替え2
↑OSをの切り替え

ThinkPad・ドライバー・リスト表示替え3
↑重要度の切り替え

まとめ

たかがダウンロードとはいえ、知らないと作業スピードにだいぶ差がつきます。

法人でマスターイメージを作るときには、OSを一からクリーンインストールしますよね。

すると、ドライバーを抜け目なくダウンロードして、インストールしないといけません。

こうした一連の作業について、レノボにいたとき、何度か同じような質問をもらっていましたので、この記事を作成してみようと思った次第です。

毎度のことながら、画面ショットを多く貼り付けたので、作業前後にチェックしてもらえばと思いますよ!
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ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。 詳しくはこちら → プロフィール