2014年春に、Facebook が、Oculus 社の買収してから、約3年が経過しました。
Oculus 社は、Virtual Reality(VR)機器を研究・開発する会社で、この分野においては、世界的なリーディングカンパニー。
日本では、VR機器といえば、昨年発売された「PlayStation®VR」の方が有名ですね。
そんなOculus 社が、提供する「Oculus Rift」というフラッグシップモデルを入手したので、開封から、初期セットアップにいたるプロセスを、数多くの写真と画面ショットとともに特集します。
Oculus Rift とは
Oculus Rift | Oculus:公式サイトOculus Rift(オキュラス・リフト)は、Oculus社が開発・発売しているバーチャルリアリティ向けヘッドマウントディスプレイ。 製品名自体はRiftであるが、Oculus Rift(オキュラス・リフト)、あるいは単にOculus(オキュラス)として表記されることが多々ある。 引用元:Oculus Rift – Wikipedia上記、Wikipedia の記事が、端的に「Oculus Rift」の概要を伝えているので、このぐらいの説明にとどめます。
では早速本題へ。
Oculus Rift の開梱!
どこから、発送されてくるのかと思ったら、香港からでした。意外な地域からですね^^;
結構大きな箱で、ビックリ。
開梱!
純正の箱が見えてきました。
純正の箱を取り出し!
センスのいい雰囲気ですね。
左下に、Windows マークがあるのは意外な感じ。
横から、本体が入ったケースを取り出します。
ジャジャーン。
本体登場!
本体とともに、センサーや、リモートコントローラーが収まっています。
※なお、写真は一度取り出して、元に戻したものなので、ケーブル類の収まりが少し雑になっています。あしからず。
上から見るとこんな状態です。
リモートコントローラーの収まり具合
本体から伸びる、ケーブルは、USB 3.0 と HDMI(フル)の2種類です。
この2つのケーブルを、PC に挿入します。
今年か、来年中には、Oculus Rift に限らず、有線でなく、無線(ワイヤレス)のVR機器へと変遷していくことでしょう。
これがセンサーを立てたときの状態です。USB 3.0 のケーブルで接続します。
センサーが収まっていたところのフタを開けると、XBOX(マイクロソフト社製)のコントローラーが収納されているんです。
Oculus Rift が主にゲーマー向けというのが、よくわかりますね。
簡単な説明書も同梱されています。
Oculus Rift のステッカーが2枚ほど、あと、レンズ拭きが1枚、同梱されています。
VR 機器(マウントディスプレイ)を使うには、今のところ、PC とセットで使わなければなりません。
それも高性能なPC である必要があります。
どう高性能かというと、NVIDIA 社のGEFORCE という、ビデオカードなど推奨スペックがあり、詳細は以下のとおりです。
- Graphics Card
NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 or greater - Alternative Graphics Card
NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290 or greater - CPU
Intel i5-4590 equivalent or greater - Memory
8GB+ RAM - Video Output
Compatible HDMI 1.3 video output - USB Ports
3x USB 3.0 ports plus 1x USB 2.0 port - OS
Windows 7 SP1 64 bit 以降
今回利用したノートPC
かなりいいスペックのPCを利用しました。- GeForceR GTX 1070を搭載したゲーミングスタンダードモデル
NEXTGEAR-NOTE i5730BA1
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテルR Core? i7-7700HQ プロセッサー
(4コア/2.80GHz/TB時最大3.80GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応)
■グラフィックス : GeForceR GTX 1070 (8GB)
■メモリ : 8GB PC4-19200 (8GB×1)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■チップセット : モバイル インテルR HM175 チップセット
■液晶パネル : 15.6型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ LEDバックライト)
■無線 : インテルR Dual Band Wireless-AC 3168 (最大150/433Mbps/ 802.11ac/a/b/g/n) ・ BluetoothR V4.2 + LE 準拠モジュール
■保証期間 : 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート 引用元:GeForceR GTX 1070を搭載したゲーミングスタンダードモデル
NEXTGEAR-NOTE i5730BA1
http://www.g-tune.jp/note_model/i5730/
Oculus Rift の初期セットアップ
続いて、Oculus Rift の初期セットアップについて解説します。Windows 10 で、Oculus Rift 専用のソフトウェア をインストールします。
以下のサイトにアクセスします。
Oculus Rift Setup | Oculus 「Start Download」ボタンをクリックします。
「保存」ボタンをクリック
「実行」ボタンをクリック
※ブラウザは、マイクロソフト社のMicrosoft Edge を利用しています。
「Let’s Go」ボタンをクリック
言語は、日本語対応していないので、English(US)・英語のまま作業した方がいいでしょう。
「Agree」ボタンをクリック
「I Understand」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
「Install Now」をクリック
インストールプログラムは、1.57GB と大きなサイズなので、ダウンロードに時間がかかります。
「Next」ボタンをクリック
ここで、「Sign in」(サインイン)が必要となります。
※作成してなければ、「Create Account」ボタンをクリックして、アカウントを作成します。
「Sign in」(サインイン)をします。
今回の解説では、「Rift」を選択して、「Next」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
それぞれのケーブルを挿します。
接続に問題なければ、すべて「OK」になります。
続いて、リモートコントローラーの設定です。
Oculus Remote の下の紙を引っ張り出したあと、Oculus Remote の真ん中のボタンを押します。
すると、「OK」の表示になるので、「Next」ボタンをクリックします。
「Continue」ボタンをクリック
今回、Xbox のコントローラーは、設定しないので、Skipでいいでしょう。
「Continue」ボタンをクリック
「Skip」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
VR機器本体の位置を調節します。
Feet と Inches の値を入れます。よくわかなければ、初期設定のままでいいでしょう。
私も初期設定のままで問題ありませんでした。
「Next」ボタンをクリックします。
「Next」ボタンをクリック
「Continue」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
「Next」ボタンをクリック
ここからは、Oculus Rift の中を見ながら、リモートコントローラーを使い、操作をします。
ここでも、同じように、リモートコントローラーで操作
あとすこしです!
Oculus ストア
初期セットアップが完了すれば、Oculus ストアが表示されるようになります。Oculus Rift 初期セットアップ終了後
360度の映像が見られるようになります!うわ!
恐竜が近づいてきて、ド迫力!
Oculus Video
Oculus ストアから、「Oculus Video」(無料)をインストールすれば、PCの「マイビデオ」フォルダに保管した映像を、Oculus Rift 内で見ることも可能です。Oculus Video | Oculus:公式サイト
Starting June 15th 2023, Oculus Video will no longer be available on the Rift Store.
まとめ
「Oculus Rift」を体験して、まだ僅かですが、もうとてつもなく、可能性を感じましたテレビや、PCなどの2D体験とは別次元です。
いずれは、VRデバイスや、以前紹介した、Mixed Reality(MR)デバイスのマイクロソフト社のホロレンズ(Hololens)の進化版を、プライベートや仕事で使うのが、普通のことになるでしょう。
楽しみです!
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小松 英二
代表取締役 : 株式会社ワークスピーディー
ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。
詳しくはこちら → プロフィール
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