【IVRy(アイブリ−】電話の自動応答をするクラウドサービス


とても便利で割安。

こんにちは。小松です。

電話の自動応答サービスといえば、個人的な感覚では、専用のサーバーを立てて、専門のエンジニアが設定するようなイメージを数ヶ月前まで勝手に思っていました。

20年ほど前に、コールセンターで私が働いていたときは、実際にそんな感じだったのです^^;

どんだけ昔の思考だったのでしょう(笑)。

それがいまや、数千円レベルでその仕組みを導入できます。

例えば、こちらのサービスです。

1日100円から使える電話自動応答(IVR)サービス | IVRy(アイブリー)
https://ivry.jp

クラウドサービスで手軽に導入できます。

電話をかけると、自動応答のメッセージが流れて、1、2、3など番号を押すと、それに応じた対応を自動で行ってくれます。

設定も簡単で、PCやスマホのWEBブラウザより、設定画面に入って、番号に合わせた、いろいろなルールを設定します。

ルール設定をする画面です。
ルール設定をするときの対応方法は、下記の通り、大きく4種類あります。
  1. 音声案内
  2. 電話転送
  3. SMS送信
  4. 音声録音
ルールを作成して対応方法を設定するときの画面です。
着信履歴は、指定のメールやチャットツールに通知されます。

電話履歴の確認画面です。
通知先は、現在(2022年5月5日時点)、以下の5種類に対応しています。
  1. Slack
  2. Chatwork
  3. LINE
  4. Teams
  5. Eメール
メールで電話履歴が通知されるときの例です。
Microsoft Teamsにチャットで電話履歴が通知されるときの例です。
ITに詳しくなくても、あっという間に、電話の自動応答の仕組みを作れるので、電話に出られる担当者がいない、一時的に電話応対させたいような場合に、バッチリはまるでしょう。

IVRy社のサービスで、現在取得できる電話番号は、「050」から始まる番号のみになっていて、「03」など市外局番から始まる番号は取得できません。

ただし、NTT等で「03」の電話番号を取得すると、「ボイスワープ(転送電話)」のサービスが使えるので、このサービスと連携することで、違和感なく、電話自動応答の機能が使えます。
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ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。 詳しくはこちら → プロフィール