地味だけど確実に効率化できる Windows のショートカットキー


ThinkPadキーボード
決して難しくない、ベタなショートカットネタをお伝えしますね。

ショートカットネタは、ブログや、ノウハウ系の情報提供サイトでは、もう定番中の定番です。

ちょっと検索すると、大量にヒットしますからね。そんななかでも、難易度低めの、簡単だけど、「おっ、そんな使い方できたのか。」というところを狙って説明します。(狙ってても同じネタ書いてる人すでにいると思いますが・・・)

Windows 8.1以降は本当にトラブルの頻度が減ったなあと個人的に感じるんですが、たまに、マウスカーソルが動かなくなるときありませんか。画面固まるとか。

そんなときに、キーボードだけは、生きてて動かせるときあるんですよ。フリーズトラブルのときにもショートカットキーが有効に使えるときありますからね。カラダに染み込ませて無意識に手が動いちゃうぐらいにすると、苦はないと思っとります!

ソフトウェアのメニュー(従来型) を選択するとき

ソフトウェアのナビゲーション・メニュー(従来型) の右横に、具体的なキーが表示されているソフトウェアがあります。

こういうのです。

メニュー・キー
↑赤枠で囲った部分は、ショートカットキーとして使える、キーを表してますからね。

Alt + F キー を同時に押すと、「ファイル」のメニューが開きますよね。

まさか、これをいつもカーソルで選んでないですかね???たまにならありとしますよ^_^

ファイルメニュー・キー
↑「ファイル」メニューが開いたあと、またご丁寧に、各メニューの右横にキーが表示されてます。

例えば、「新規ノート(N)」のメニューであれば、 N キーだけを押せば、新規でノートが開くわけです。

こんなのは簡単ですね。

あと、覚えると便利なのが、「新規タグ(T)」の右の方に「Ctrl+Shift+T」と書かれていますよね。

この、Ctrl + Shift + T キーを同時に押せば・・・

NewTab
↑いきなり、新規タブの画面を開けるわけです。ただ、私も頻繁に使うソフトウェアであっても、こうしたショートカットキーの一部しか覚えてません。

ソフトウェアをインストールするとき

私は、元々、プリセールスSEだったので、他の人から、技術的なサポートを求められることが結構あるわけです。

そんなときに、第三者の操作の仕方、例えば、ソフトウェアのインストール操作をちょっと観察していると、マウスや、トラックポイント、タッチパッドのカーソルばっかり使う人多いんですよ。

あ~、そこは、ショートカットキー使ってーー!っと、ウズウズしてくることが、ちょくちょく。

はい
↑「はい(Y)」を選択したければ、Alt + Y キー を同時に押す!

はい
↑これも同じ。「次へ(N)」を選択したければ、N キーだけを押すか、Alt + N キー を同時に押す!

キャンセル・タブ・キー
↑キャンセルに移動したければ、Tab キーを押す!別のボタンに移動できますよ。

このキーの操作の仕方、使いましょう!

ファイルやフォルダを開くとき

エクスプローラーの画面で、ファイルやフォルダを開くとき、このときもカーソルだけ使ってませんか。

フォルダ・キー
↑こんなフォルダ構造があるとしますよね。

フォルダ・キー
L キーを押すと、「L」の頭文字のフォルダに移動します。カーソル移動より、よっぽど速く操作できますからね!日本語名にするとこの操作ができないので、私の場合、フォルダは特にほとんど英語表記にしてますね。

右クリックのメニューを操作するとき

これも残念ながら、カーソルだけでメニューを選択する人が大半です。

デスクトップで右クリックしてメニューを開きますよね。

右クリックメニュー
↑ここでも、例えば「表示(V)」を選択したければ、V キーを押す。

右クリック・キー
↑そうすれば、右側にメニューを出せます。

ソフトウェアが固まってカーソルも動かせないときはどうする?

ソフトウェアがうんともすんとも動かないときないですか。営業の人なら、重いデータのExcelファイルを操作しているときとかね。

まず「タスクマネージャー」をキー操作だけで起動します!

CtrlShiftEsc キーを同時に押すと「タスクマネージャー」が起動。(それさえ起動しないときは再起動か強制電源オフです・・・)

タスクマネージャー
プロセスタブ
↑「タスクマネージャー」が起動したあと、Tab キーを何度か押すと、「プロセス」というタブが、うっすら、網掛けになります。

パフォーマンスタブ
↑そのあと、右・左の矢印キーを押せば、タブを移動できるんです。

名前欄・選択
↑また、Tab キーを押していくと、「名前」の欄がブルーになります。

プロセス選択
↑今度は、下の矢印キーを押せば、動作しないソフトウェアを選べます。選んた状態で、AltE キーを押すと、運がよければ対象のソフトウェアを終了できて、また普通に作業が再開できるわけです。

まとめ

実際の利用シーンを想定しながら説明してきましたが、使い方が具体的に想像できましたか?

ITのツールは、知ってるか、知らないかで、随分、差がつく操作や方法が、随所にありますので、これからもいろいろ書いていきますね。
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ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。 詳しくはこちら → プロフィール