【海外ドラマ：シリコンバレー】スタートアップをドラマで知る

「スタートアップ」と聞いて、なんとなく、理解した気になっているヒトは多い気がします。

わたしもそのひとりで、「スタートアップ」イコール、「ベンチャー」程度の理解でした。

ベンチャーについて、Wikipedia では、以下のように説明されています。

ベンチャーとは、企業として新規の事業へ取り組むことをいう。このような事業をベンチャービジネス（英：Venture Business）という。事業は新規に起業したベンチャー企業によって行われるものを指すことが多いが、既存の企業が新たに事業に取り組む場合も含む。

ベンチャー – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC

では、「スタートアップ」とは何か。

わたしの理解では、経済的な面のみにフォーカスすると、会社が、株式市場に上場、あるいは、事業の売却をすることによって、 創業時のメンバーが、 小さい規模であれば、数十億円、大きい場合は、数千億円の利益を得ることを目指す、会社と考えています。

一方で、ベンチャーは、株式上場や事業売却を主な目標にせず、新規事業で利益を得ることを目的に、単に、創業して5年以内ぐらいの会社全般を指す言葉と理解しています。

なので、「スタートアップ」と「ベンチャー」では、目指すところが、根本から違うのです。

海外ドラマ「シリコンバレー」とは

シリコンバレーは、 テクノロジーや IT 関連のたくさんの企業がオフィスを構える、世界的に有名な地域です。

海外ドラマの 「シリコンバレー」 は、その場所で、特別な、データの圧縮技術を持つ「スタートアップ」の創業物語を、コメディータッチに描いたストーリーになっています。

Amazon Prime の契約をしていれば、無料で見ることができます。

以下にこのドラマの説明を引用します。

新興ハイテク会社と、それを儲かる大企業に押し上げようと奮闘するオタクな若者たちのクレイジーな世界を描く

Amazon.co.jp: シリコンバレー：シーズン1 (字幕版)を観る | Prime Video
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B077TD11DK/ref=atv_dp_share_cu_r

「スタートアップ」とは何かを知るのに、このドラマは、極めてオススメです。

もちろん、本や、人から聞いた話からでも知ることはできますが、映像だとリアルですし、記憶に残りやすいのです。

「スタートアップ」の企業として起業したい人、「スタートアップ」といえないまでも起業したい人、起業して5年以内ぐらいの方、テクノロジーや IT の業界を知りたい方、IT業界で働いているけど実は「スタートアップ」や「ベンチャー」が何かを知らない方（笑）、こんな方々にとってとても有益でしょう。

ドラマですから、もちろん大げさで、そんなのありえないと思う場面もありますが、経営陣やメンバーが苦悩するシーンや、投資家（ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家）とのやりとり、競合会社との裁判沙汰、実際の現場でも起こりうる話が、テンポよく出てきます。

コメディータッチですし、楽しく見られるのもいいですね。

2014年のドラマなので、若干の古さは否めませんが、それほど古臭さは感じません。

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まとめ

日本でも、過去2000年前後の ITバブルのときに、その場所をもじって、シブヤを「シブヤ・ビットバレー」と呼んだり、最近でも五反田に IT企業が集まりだしたことから、IT業界の界隈では、五反田を「五反田バレー」と呼んでいます。

シリコンバレーは、いまだ、その業界では、世界的に強いブランド地域として、存在しています。

いまやどんな世界や業界にいようと、テクノロジーや IT とは縁がない人はほとんどいないでしょう。

シリコンバレーの場所そのものや、「スタートアップ」を知ることは決して、ムダではないので、時間の都合がつけば、海外ドラマ「シリコンバレー」を見てみてください。