Microsoft HoloLens(ホロレンズ)の出荷が、1月18日(水)から日本でも始まり、19日(木)の夜に、いよいよ私の手元にやってきました!
すぐに箱を開けたい欲求をなんとか抑えつつ(笑)、夜22時前には寝て、20日(金)の朝より、早速開梱!
と、開梱の様子をご覧いただく前に、Microsoft HoloLens(ホロレンズ)とは何かを、まず解説します。
Microsoft HoloLens(ホロレンズ)とは
マイクロソフト社が研究・開発した、Mixed Reality(以降、MR)を体験するためのウェアラブル・デバイスです。中身のOS には、Windows 10 が組み込まれています。
どんな形状か、分かりやすく説明すると、スノーボードやスキーのゴーグルをかなり大きくしたようなもので、精密機械なので、とても頑丈な作りになっています。
MRだの、ウェアラブル・デバイス だの、用語を知らない方からすれば、何のことか、さっぱり分かりませんね(T_T)
Virtual Reality(以降、VR)というのが、今とても流行っていますが、あれは、仮想現実といって、外の現実世界とは、全く分断されて、自分があたかも、仮想の世界にいるかのような体験をすることができます。
一方で、MRは、現実世界にいながら、仮想の世界が、ミックスされて見えて、仮想の世界にあるものが、まるで現実世界にあるように感じることができます。
言葉で言っても伝わりにくいですよね・・・
マイクロソフト社の公式サイトにある、動画で、その一端を見ることができます。興味があればご覧になってみてくださいね。
Microsoft HoloLens | オフィシャル サイト:
HoloLens 2 は独立型 (コードレス) の複合現実ヘッドセットです。インテリジェントなアプリとソリューションを使用して、現実のビジネスで直面する課題を解決できるように設計されています。
手にいれた、Microsoft HoloLens について
購入したのは、Development Edition といって、開発者向けの方です。Microsoft HoloLens Development Edition を購入 – Microsoft Store 日本:
金額は、\333,800(税込み)しますが、なんと、ハードウェア保証がありません・・・
壊れたらもうおしまい。使い物にならないわけですね。(有償でも、どっかで修理できるのかな・・・)
主に、法人ユーザー向けのもありますが、金額が、\555,800(税込) で、こちらは、ハードウェア保証が付いています。
Microsoft HoloLens Commercial Suite 購入レビュー – Microsoft Store 日本:
HoloLens の開梱!
梱包箱
—(2017/01/22 画像へのコメント追記)
HoloLens 本体の箱は、この箱に包まれて送られてきます。
ジャジャーン、HoloLnes 本体の箱が登場!
クリッカー(Clicker)の箱も、横に張り付くように収まってます。
卵のような丸い形のキャリングケース
箱の色も、主観ですが、センスのいい青です。
キャリングケースの下には、「規制と保証に関するガイド」が収まりよく入っています。
本体のキャリングケース
この形、なんともいえませんが、こだわっている感じがします。いよいよ、本体とご対面!
なかなかクールじゃないですか!
丸い穴が開いてるところに指を入れて、取り出していきます。
その下には、取扱説明書らしきものが・・・
HoloLnes本体のほか、充電器(ウォールチャージャー)や、充電器用のケーブル(マイクロUSBケーブル)、鼻あてのオプション(ノーズパッド)、オーバーヘッドストラップ、マイクロファイバー クロスが入っています。
取扱説明書にあたるもの
一部を抜粋して、貼り付けてあります。日本語の説明もあり、Windows 10 の操作方法が分かっていれば、添付の説明書で、基本的な手順や操作に関しては、おおよそ十分です。ただ、実際にHoloLens を触って思ったのが、操作上、音声認識機能(Cortana・コルタナ)を要所で使う場面があり、そうした音声に関わる機能をもう少し、目立つように訴求してもいいように感じました。
HoloLens の取り出し!
率直な感想ですが、本体の質感は高級感があり、とてもいいですね。これが一世代目ですから、気が早いですが、この先の進化に期待を持てます。
下の写真は、本体にオーバーヘッドストラップを付けたところです。
マイクロファイバー クロス(レンズ拭き)
HoloLens を使っていると、どうしても、レンズ部分に指先が触れて指紋が付いてしまうことがあります。そうした汚れを拭き取れるのが、このマイクロファイバー クロス(レンズ拭き)です。
丸く円を描くように、拭いていきます(そう説明書に書いてありました)。
充電用ケーブル(マイクロUSB端子)
これは個人的に意外だったのですが、HoloLens 専用のケーブルでなく、汎用的なマイクロUSBケーブルで充電します。広まっているマイクロUSBなのはいいのですが、タブレットなどをマイクロUSBケーブルで充電した経験からすると、充電するまでのスピードが遅い、という欠点があります。
30分ぐらいの高速充電を可能にするならば、専用のケーブルなどにすべきだったのでは、と少し思います。
充電器(ACアダプター)
コンセント差し込み部分が収納できるのは、いいですね。HoloLens(本体)の様子
写真にある部分を斜めにしたあと、サイズを調整して、頭に装着します。上から見た様子
本体を裏返しにした様子
中心付近にあるところを回して、頭にフィットするサイズに調整します。
最初に付いているノーズパッドです。
オプションで付いているノーズパッドを取り付けたところ。
鼻筋が高い人向けでしょうね。
もう一度最初に付いていたノーズパッドを取り付けた写真。
随分、長さが違いますよね。
サイズを調整すると、こんなふうに輪が大きくなります。
この丸いボタンが、電源ボタンです。
付けると、充電容量のステータスが4つのライトで分かります。
電源ボタンのすぐそばに、マイクロUSBケーブルの差込口があります。
マイクロUSBケーブルを差し込んだときの全体写真です。
左目側のカメラ
真ん中のカメラ
右目側のカメラ
HoloLens 正面の写真
クリッカー(Clicker)
Bluetooth 対応のキーボードやマウスなどの周辺機器を使うときに利用します。まとめ
HoloLens の写真ばかりで、手を抜いた記事のようになってしまいましたが、今回は、投稿までのスピードを優先させました。(2017/01/22 時点で、画像へのコメントを追記しています)
一通り、体験もしましたが、新しい未来を感じさせる、デバイスであることは間違いありません。
業務用途、ゲーム、映画、テレビ、などなど、次元の違う、未来の体験ができるデバイスです。
価格が数万円のレベルになり、軽くなり、見た目もすっきりしたら、MR のデバイスを、1人1台のレベルで、持つ世界がやってくるかもしれないと感じました。
記事のシリーズ化も検討していますので、力抜いて、ご覧いただければ幸いです!
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小松 英二
代表取締役 : 株式会社ワークスピーディー
ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。
詳しくはこちら → プロフィール
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