photo credit: Hacker – Hacking – Lupe von Nullen und Einsen – E-Mails – SPAM – Blau via photopin (license)
(クラウドサービスのため、常に画面はアップデートされています。古い画面である前提でご覧ください)※2020年5月5日追記
25歳のころ、VANTANというスクールに週1回の半年間、WEBデザインの勉強をしに行っていたことがあります。
そのときの先生が言っていた、今でも記憶に残っている、ひとこと。
「ソフトウェアは、ソフトという名前が付く、つまり『やさしい』という意味がある。だから、どんどん簡単になっていくよ」
言い回しは、完全に正確ではないかもしれませんが、だから、ソフトと付くのか、と妙に納得しました。
本当の語源はどうかわかりませんが、あれから10数年の歳月が経ち、確かに当時に較べて、はるかにソフトウェアは進化してるし、簡単になっています。
今回紹介する、「Exchange Online」は、スケジュール共有機能なども持つ、メールサーバで、クラウドサービスです。
「法人向け Office 365」(Office 365 Business、Pro Plusを除く)を契約すると、メールや予定表の機能も使えるようになるんですが、それらの機能を提供しているのが、単体の名前でいうと、「Exchange Online」ということになります。
過去に、オンプレミス版(物理的なサーバにインストールするタイプ)の「Exchange Server」を運用管理していたり、SEの立場で、その製品の営業活動をしていたことがあるので、だいぶ精通している方だと思いますが、クラウドサービス版を使ってみた瞬間、
「うわっ、めっちゃ簡単になったな」
とショックを受けました。
では、どんな感じかご覧いただきましょう!
「Exchange Online」とは
「Exchange Online」で使う機能トップ2は、- メール
- スケジュール管理
メールの容量は、プランによっても違いますが、50GB~ 使えます。
アドレス帳の制限、メールボックスの記憶域の制限、レポートとメッセージ トレースの制限など、さまざまなサービス領域のExchange Online制限を見つけて、いくつかの名前を付けます。
あとは、以下のような機能があります。
- 施設(会議室)、機材の予約管理
- 連絡先の管理
- タスクの管理
- Microsoft Office との連携機能
「Exchange Online」を使うための契約は?
上記でもふれましたが、Office 365 Business、Pro Plusを除く、「法人向け Office 365」の契約をすれば、使えるようになります。「Exchange Online」のアイコンが目印ですね。
あと、単体で、「Exchange Online」の契約をすることでも利用可能です。
↑ ユーザー数、300人までなら、以下
- Office 365 Business Essentials
- Office 365 Business Premium
- Office 365 Enterprise E1
- Office 365 Enterprise E3
- Office 365 Enterprise E5
Outlook、Word、Excel などの生産性向上アプリを集めたクラウドベースのスイートである Office 365 を使用すると、作成、共有、共同作業をどこでも、どのデバイスでも行うことができます。
Exchange Online を使えば、Windows PC、電話、Web ブラウザーで法人メール、予定表、連絡先にアクセスできます。使いやすく、管理も簡単なホスト型のメールです。
「Exchange Online」の管理画面
「Exchange Online」の管理画面にアクセスするには、Office 365 の管理ポータルというページからいけます。 いきなりこの環境を使った人なら、なんとも思わないことなのですが、昔の管理方法を知っている人には、この簡単さは、ビックリなんですよ!↑ 「管理者」アイコンをクリックします。
↑ 左下の管理センターから、「Exchange」を選択します。
Exchange 管理センター
↑ 「Exchange 管理センター」のトップページが開きます。受信者
↑ 続いて、「受信者」のページです。メールボックスやグループ、連絡先などが確認できます。
アクセス許可
↑ 管理者やユーザーの役割、ポリシーの管理ができます。コンプライアンスの管理
↑ 監査向けの機能ですね。組織
↑ 共有、アドインの設定保護
↑ マルウェアやウィルス対策関連メールフロー
↑ ルールなどの設定モバイル
↑ モバイル管理用の設定パブリックフォルダー
↑ メールボックスのユーザーから参照できる公開フォルダーの設定ユニファイドメッセージング
↑ ボイスメールなどの設定ハイブリッド
↑ オンプレミス版の「Exchange Server」を使っている組織向けの管理機能まとめ
こうした管理機能が、契約した途端にできるんですから、随分環境が変わりました。これだと、専任のIT管理者でなくても、できそうな気がしますよね。
実際、情報システム部門以外の部門で管理している組織も存在してきています。
試用版もあるので、関心あれば、お試しあれ~
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小松 英二
代表取締役 : 株式会社ワークスピーディー
ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。
詳しくはこちら → プロフィール
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