
情報通信白書とは、以下にも引用しましたが、主に、IT に関わることに関して、様々な側面から、総務省が調査、リサーチして文書にしたものです。
例えば、前回の記事(下記のグラフ)で引用したように、世界で出荷されているパソコン(PC)は、デスクトップ型、ノート型、タブレット型とどのカタチが多いか、その割合は、といった内容がわかります。

情報通信白書とは
少し、こ難しく書かれていますが、要するに、リサーチデータですね。情報通信白書とは、総務省が情報通信の分野における産業の現況や政策の動向などを取りまとめて年次で刊行している文書である。 情報通信白書には、IT(情報技術)およびICT(情報通信技術)に関する政府の取り組み、成長戦略、諸政策とその進捗状況、国内外の業界の動向、今後の方針や展望、各種調査資料などが含まれる。 引用元:情報通信白書とは – IT用語辞典 Weblio辞書ホームページはこちら:
どこで利用できる?
一部例外もありますが、出典元をしっかり示せば、情報通信白書の情報を、自由に二次利用ができるようになっています。こうしたブログや、資料、教育向けの教材などに使えるということですね。
情報通信白書アプリの使い方
情報通信白書は、スマートフォンやタブレット向けにアプリがリリースされていますので、その使い方をこれから解説しますね。アプリのダウンロード
ダウンロード、インストールは以下のURLから、行えます。iPhone、iPad:
総務省が発行している「情報通信白書」の電子書籍版を閲覧する無料アプリです。
平成24年版から最新版の「情報通信白書」の本文電子書籍、概要版、英語版等を閲覧頂けます。
※本アプリで取り扱っている全てのコンテンツが無料でご利用頂けます。
(コンテンツは1度ダウンロードするとオフラインで閲覧可能です)
※一部端末では、スペ...
総務省が発行している「情報通信白書」の電子書籍版を閲覧する無料アプリです。
URLにアクセスしたら、アプリストアより、「入手」ボタンをタップします。

情報通信白書・アプリの使い方
アプリを開くと、以下のボタンが並んています。- 情報通信白書
- 情報通信白書(概要版)
- 情報通信白書統計データベース





100MBを超えるサイズなので、パケット通信の定額容量に余裕がなければ、無線LAN環境に繋いだ方が速くダウンロードできるでしょう。




これらのメニューを使い、電子書籍として、情報通信白書を読むことができます。

各メニューの解説
左側のアイコンをタップすると、目次を出せます。









情報通信白書(概要版)


情報通信白書データベース
アプリの機能というより、情報通信白書のサイトの内容が表示されるような画面です。
項目:情報
「ナビゲーションメニュー」の「情報」の項目についても、それぞれ解説しますね。
アプリ上でなく、Safariなどブラウザで、総務省の「情報通信白書ホームページ」が開きます。







続いて、「情報通信白書」の電子書籍について解説します。
「情報通信白書」電子書籍
「情報通信白書」をアプリでなく、電子書籍として読む方法について解説します。いずれも無償(無料)で、読めますからね!
「情報通信白書」のホームページにアクセスしましょう。 「電子書籍ダウンロードページ」のリンクをクリック(タップ)します。

ダウンロードしたい、年のリンクをクリック(タップ)します。

番号を振ったので、順番に見ていきましょう。

1.日経印刷株式会社
日経印刷株式会社のページでは、「電子書籍ePubファイル」がダウンロードできます。「平成28年版 情報通信白書」の電子書籍(EPUB)が無料でダウンロードできます。

2.Amazon(Kindle)
Kindle版を選択して、「1-Clickで今すぐ買う」ボタンをクリック(タップ)します。
この例では、iPhone版のKindleアプリを使っています。

容量が120MBぐらいあるので、最初のダウンロードに時間がかかりますが、Kindleで参照できます。




3.紀伊國屋書店(Kinoppy)
AmazonのKindleと同様ですが、紀伊國屋書店が提供している、Kinoppy のアプリで、「情報通信白書」の電子書籍を参照できます。情報通信白書は、情報通信の現況及び政策の動向についてまとめたものであり、総務省が昭和48年から毎年作成している(平成28年版で44回目)。 今回の白書では、特集テーマを「IoT・ビッグデータ・AI ~ネットワークとデータが創造する新たな価値~」とし、IoT・ビッグデータ・AI等の新たなICTについて、その進展状況と社会...

4.楽天株式会社(Kobo)
同じく、Amazon の Kindle や、紀伊國屋書店の Kinoppy と同様に、楽天が提供する Koboで、「情報通信白書」の電子書籍を閲覧できます。
まとめ
「情報通信白書」は、総務省の統計センターが制作していますので、情報の信頼度としては、かなり高いレベルです。一部の例外をのぞいて、出典元を記せば、二次利用も許可されていますので、いろいろな場面で使えますね。
活用してみてください!
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小松 英二
代表取締役 : 株式会社ワークスピーディー
ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。
詳しくはこちら → プロフィール

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