【Screen】(2)Slack と連携して使う方法


画面共有の機能がユニークな「Screen」ですが、コラボレーションツールの「Slack」とも連携できます。

今回はその連携機能についての解説です。

前回の記事はこちら。
記事を書いている今の時期(2020年5月24日)、新型コロナウィルスの影響で、在宅ワーク、リモートワークが増えて、ビデオ会議用ツールが一躍...

「Screen」と「Slack」の連携機能とは

下記が、現時点での連携機能です。
  • Slack で通話したい相手のプロフィール画面を開き、「通話を開始」ボタンを押すと、「Screen」を開く画面が出ます。

  • それと同時に、相手先に、通話を開始するためのチャットメッセージが送信されて、そこに「Meeting ID」と「参加する」ボタンがある。

  • また、「/screen」と入力して、相手にチャットを送ると、前述の会議に招待するチャットメッセージが送られる。

Slack と連携するための事前設定

まずは、Screen を起動して、メニュー(以下3本線のアイコン)を開きます。

「Connect with Slack」のメニューをクリックします。

すでに、Slack でワークスペースを持っていれば、そのスペースにアクセスします。

スペースにアクセスできたら、「許可する」ボタンをクリックします。

この画面が出れば、設定は成功していますね。

会議を始めるには、Slack で「/screen」をタイプしてね、と説明されています。

「/screen」(スラッシュコマンド)で会議開始

では、「/screen」(スラッシュコマンド)を使ってみましょう。

会議をしたい人のチャットスペースに入り、「/screen」と入力します。

「scr」と途中まで入力すると、下のようなスラッシュコマンドが出てくるので、クリックします。

そのままそれを送信しましょう。

そうすると、以下のメッセージが自動生成されて、相手先に伝わります。

このメッセージから、相手が『参加する」ボタンを押します。

「参加する」ボタンを押したあと、以下のメッセージが出たら、「Screen を開く」ボタンを押せば、会議をスタートできます。

この表示になったら、あとは参加者を待つだけです。

相手先のチャットスペースから通話開始

それ以外の会議開始方法は、相手先のチャットスペースに入り、相手のプロフィールを開いて、「通話を開始」ボタンを押せば、Screen による会議の招集メッセージが相手先に送信されます。

その後の動きは、同様で、「参加する」ボタンを押せば、会議をスタートできます。

ただし、この通話開始の機能で、「Screen」のオンライン会議を始めるために、事前に「コール」の設定が必要です。次の画面で説明しています。

ワークスペースの設定:コール

左上のワークスペースのメニューから、[設定と管理] – [ワークスペースの設定] をクリックします。

「コール」の項目まで進み、ここで「Screen」を選びます。

※2つ選択する場合は、有料プランの契約が必要です。

2つ選択すると、有料プランの契約を必要とするメッセージが表示されます。

まとめ

Slack から、Screen を呼び出すときに、「Screen を開く」の画面がでなければ、もっとスマートなんですけどね。

今後、よくなる気配があるので楽しみに待ってみましょう。

連載記事:【Screen】画面共有機能がユニークなオンライン会議ツールの使い方、設定

  1. 【Screen】(1)互いの画面を操作できるビデオ会議ツールの利用方法
  2. 【Screen】(2)Slack と連携して使う方法
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ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。 詳しくはこちら → プロフィール