Hangouts Plugin for Microsoft Outlook のインストール、設定、使い方


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photo credit: Google via photopin (license) 先日参加した、「Google Atmosphere Tokyo 2016」のイベント関連の情報が続きます。

前回の記事はこちら。
Google Apps のユーザーが使える、Microsoft Outlook 向けのプラグインツール、Google Apps Sync for Microsoft Outlook(GASMO)の設定手順をご案内します。
一般的なPCでビデオ会議するのも、いまや普通ですが、10年前考えると、通信速度の条件を満たすのが難しかったり、専用の機器や、マシンを揃えないといけなかったですし、大変でしたよね。

もう本当にいともかんたんにできます。

では、参考にしてくださいね~

Hangouts Plugin for Microsoft Outlook とは

前回ご紹介した、GASMO のプラグインと同様に、Microsoft Outlook で使える、Google Apps ユーザー向けのプラグインです。

以下の説明にもありますが、Outlook の予定に、ビデオ会議のハングアウト名や、専用のURLが記載されるので、予定が来れば通知されて、スムーズに、Hangouts Plugin の機能を利用したビデオ会議ができるようになっています。
Google Apps for Work をご利用の場合は、Hangouts Plugin for Microsoft Outlook® を使用して、社内の他の Outlook ユーザーとのビデオハングアウトをスケジュールすることができます。 Google Apps for Work をご利用でない組織でも、会議向け Chrome 搭載端末があればこのプラグインを使用できます。プラグインによってビデオハングアウト名が Microsoft Outlook の予定に自動的に追加されるので、参加者は、リモコンを使って会議向け Chrome 搭載端末でこのビデオハングアウト名を入力し、会議に参加します。

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引用元: Microsoft Outlook® の会議にビデオハングアウトを追加する – Google Apps 管理者 ヘルプ

Hangouts Plugin for Microsoft Outlook のダウンロード

まずは、以下のURLより、Hangouts Plugin for Microsoft Outlook のダウンロードです。
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↑ Google へのレポートを自動送信したくなければ、チェックをはずして、ダウンロードしましょう。

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↑ 保存ボタンをクリックします。  ※Chrome ブラウザを利用していますので、ブラウザによって若干動きが異なります。

Hangouts Plugin for Microsoft Outlook のインストール、設定

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↑ ダウンロードした、インストーラーを実行します。

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↑ 十数秒でインストールは完了します。

Hangouts Plugin for Microsoft Outlook の使い方

では早速、使い方です。

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↑ Outlook を起動しますが、GASMO を設定したプロファイルを選んで、起動してくださいね。

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↑ そうすると、リボンのユーザーインターフェイスに、「Hangouts」の項目が追加されています。

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↑ 「新しいハングアウトを開始」をクリックします。

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↑ ハングアウトの設定で、使用しているドメイン名を入れるぐらいで、OKします。

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↑ 初めてだと、ウェブカメラをオンにするの許可するかどうか、質問されますので、「許可」ボタンをクリック

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↑ これで、ノートPCの前面にカメラがあれば、自分の顔がドンと表示されます。

他のユーザーを招待

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↑ 現在、1人しか参加していないので、ここから、他のユーザーを招待することもできます。

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↑ 現在の構成では、組織内のユーザー限定です。

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↑ 上部にある、「通話から退出」のボタンをクリックすれば、会議から抜けられます。

会議の予定で「ハングアウト」を追加

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↑ Outlook のホーム画面から「ハングアウトを計画」ボタンを押します。

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↑ すると、会議の予定に、ビデオハングアウト用のURL、ハングアウト名が追加されます。

上部のメニューから、新規の予定に、あとから、URLとハングアウト名を追加することも可能です。

会議の参加者は、このURLか、ハングアウト名を使って、ビデオ会議に参加できます。

まとめ

ハングアウトと同じような、ビデオ会議用のツールは、無数に出ていて、簡単ですし、リモートの拠点間でコミュニケーションを取るうえで、ものすごく便利なのですが、日本でいえば、中小の組織だと、感覚的に、そんなに普及していないのが現状だと思います。

日本の風土?歴史的背景?性格?、色々と考えてしまいますが、どうすれば、もっともっと利用が促進されるのでしょう。

ひとまず、私ができることでいえば、継続的に、啓蒙活動をしていくしかない気がするので、こうしたブログなどを通じて、情報発信していきます。
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ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。 詳しくはこちら → プロフィール