【Jabra Direct】(2)Jabra デバイス用ソフトの導入と設定


Jabra Direct
Jabra Direct
前回の記事で紹介した「Jabra Speak 510」をはじめ、Jabra のオーディオデバイスをサポートするソフトウェアがあります。

前回の記事:
無線のスピーカーフォンをご紹介。比較的手軽に導入できる会議システムの必須ツールです。
その名も「Jabra Direct」です。

Mac 用だと、「Jabra Suite for Mac」というソフトウェアが提供されています。

スピーカーフォン向けのソフトウェア?と聞いて、どんなことをするのか、最初わからなかったのですが、うんうんそっか~こういうことできるのか~と理解できました。

これから解説していきましょう!

Jabra Direct とは

Jabra Direct が提供する、大まかな機能は4つです。
  1. 最新のファームウエアの提供
  2. 最新の機能の提供
  3. 最新のドライバーの提供
  4. オーディオデバイスに対する設定
公式サイト:Jabra Direct
ヘッドセットとスピーカーフォンのための、スマートでセキュア、無料の通話管理。
それでは、インストールから、利用方法に関して、紹介していきますね。

Jabra Direct のインストール

前述した Jabra Direct のサイトより、「PCにダウンロード」のリンクを選択します。

ダウンロードした exe ファイルを実行します。

License Agreement(ライセンスの同意)のところにチェックを付けて、インストールボタンを選択します。

「Completed」という表示が出たら、インストール成功です。

「Launch」ボタンを選択すると、Jabra Direct が起動します。

Jabra Direct 登録(Register!)

Jabra Direct が起動すると、すぐに、Jabra デバイスの登録を促す画面が表示されます。

「Register」ボタンを選択すると、ご覧のように、Jabra の Register サイトが開きます。

登録が完了すると、「Thank You」の画面になります。

このあたりは、よく見るデバイスメーカーの登録サイトと同じですね。

Jabra のメニュー構成

最初に表示されるのは、Jabra Direct の3つの説明画面ですね。

3つのスライドで、Jabra Direct について解説されます。

「Jabra Speak 510 MS」だと、ここで Skype for Business が Ready であることを確認できますね。

タスクトレイの上にもピコッと表示が出てきます。

Jabra Direct のダッシュボードの紹介です。

ここにアクティブなデバイスが表示されることや、Bluetooth デバイスのことがガイドされていますね。

Bluetooth のメニュー

Bluetooth のメニューをまず選択します。

Jabra 製の Bluetooth アダプターを装着してください、と書いてあります。

PC に内蔵された Bluetooth を使う場合では、Jabra Direct では認識してくれないようです。

残念・・・

Bluetooth の設定で接続し直しても、うまくいきませんでした。

うん、確かに接続されてるけど・・・

Bluetooth の画面に表示されな~い。

Device の画面

「Jabra Speak 510」を USB で接続すると、「Jabra Direct」に表示されました!

Updates の画面

「Updates」では、「Jabra Direct」のバージョンの状態と、接続デバイスのファームウエアの状況が確認できます。

「Update now」ボタンがある場合は、現在のファームウエアが古くて、最新のものに更新できるということですね。

更新する前に、リリースノートを見てみます。Release notes のリンクを選択します。

リリースノートのページが表示されて、更新履歴が確認できます。

スマートボタンのサポートを追加したという点が目に留まりますね。

リンクはこちら:Release Note for Jabra SPEAK 510(リリースノート)
This page outlines software and firmware release dates and notes for Jabra Speak 510. See new features and bug fixes
では、「Jabra Direct」の画面に戻って、ファームウエアを更新しましょう。

「Update now」ボタンを選択します。

「Jabra Direct Firmware Updater」が起動しますので、チェックを付けて、正しいデバイスを選んだまま、「Next」ボタンを選択します。

ダウンロードが始まり、完了したら、「Next」ボタンを選択します。

Update が始まりました。中断しないように注意してくださいね~
中断したら、最悪な場合、デバイスが壊れますからね。

「Update completed」になれば完了です。

完了したあと、一度ケーブルを抜いてとガイドがあるので、そのとおりにやると元の画面に戻れます。

「Updates」の画面をみると、「Up to date」で、「Jabra SPEAK 510」も最新になっていますね。

Device の設定

「Device」のメニューに戻って、「Device settings」を開くと、設定画面を表示できます。

Speakerphone:音声のガイダンスをオンにするか、オフにするか。

Softphone(PC):優先的に使うソフトフォンを設定

Button Configuration:「Smart button」の設定。「Smart button」の機能を、今のところいまいち理解できていません。

Product information:オーディオデバイスの名前、ファームウエアのバージョン、Skype for Business 認定か否か、パーツナンバー

設定ファイルをエクスポート、インポートできるようですね。

Settings の画面

「Jabra Direct」のソフト自体の設定ができるところです。

Feedback の画面

オーディオデバイスや、「Jabra Direct」のソフトに関して、評価できるようです。

Help の画面

最後に「Help」の画面です。

まとめ

Jabra のオーディオデバイス向け「Jabra Direct」ソフトについて、サクッと、解説しました。

オーディオデバイス本体と組み合わせて使うことで、利用の幅が広がりますし、ファームウエアやドライバーなど、常に最新にしておけば、突発的なトラブルも回避できるかもしれませんね。

Jabra Direct」は、完全に個々のユーザー向けですが、個人的に、大規模一括展開ツールの 「Jabra Xpress」の方が、法人向けなので、気になります(^^)

好奇心がムクムク(_)

連載目次:【Jabra】スピーカーフォンや業務用ヘッドセットを活用した働き方の進化

  1. 【Jabra Speak 510】(1)無線のスピーカーフォンを活用する方法
  2. 【Jabra Direct】(2)Jabra デバイス用ソフトの導入と設定
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ソニーの情報システム子会社で、5万人以上のユーザー向けの社内ヘルプデスクや、認証サーバ・メールサーバの運用を経験。その後、日本マイクロソフトや、レノボ・ジャパンで、大手法人営業のプリセールスSE を担い、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い知識と経験を持つ。現在はIT企業、株式会社ワークスピーディーの代表取締役。 詳しくはこちら → プロフィール